さて本日お越しくださった「ぎっくり腰」のお客様。
今朝、荷物を持とうとした際に「ぎくっ!」とやってしまったそうです。
痛みが出ている場所はこの辺りと
それからここの辺り。
歩く際にも痛みが出るようで歩き方がぎこちない感じでご来院下さいました。
お身体の状態を診させて頂くとこんな感じでした。
赤い線は筋肉や腱の硬直やヨジレ。Xは痛みの場所。
施術前のチェックでは腰上と足裏硬さが氣になりました。
ぎっくり腰の痛みの原因
今回の場合は上下の筋肉が硬直して引っ張り合っているうえに
前側の足の付根付近が固まって、そっちにも引っ張られて
身動き取れなくなった部分に痛みが出ている状態です。
ちょうどこんな感じ。
あちこちから引っ張られてしまい、骨盤にもヨジレが生まれ
ヨジレでズレた筋肉や腱が神経に当たって痛みが出ている状態です。
ぎっくり腰の治し方
基本的には硬直やヨジレのある筋肉や腱を緩めて正しい状態に導く施術を行います。
まずはこの縫工筋関連。
そしてこの半腱様筋など。
それから、再発防止を兼ねて足首の動きを軽くする為にもこの部分。
前脛骨筋。
そして、腰痛を生み出す大きな原因の1つ。足底。
この部分がめっちゃ硬かったのでしっかり緩めて調え直しました。
ここが硬いと、膝や大腿部、鼠径部が張ってしまい腰痛を引き起こし
ぎっくり腰の原因にもなります。
施術前後のアンケート
30分ほどの施術で違和感は残るものの痛みは無くなり普通に歩けるようになりました^^
ぎっくり腰は筋肉の硬直なので、しばらく違和感は残りますが
お風呂に入ったり ストレッチをしたりするとどんどん消えていきます。
また、ぎっくり腰は筋肉の硬直が戻りやすいので
しばらくはこまめにストレッチをすることと
1週間以内にもう一度、施術を受ける事が理想的です。
足裏の施術の仕方と「ぎっくり腰予防のストレッチ」をご紹介
膝痛の解消にも有効です。
僕はお風呂に入った際にやっています「^^
これからの時期は身体が冷えて「ぎっくり腰」を起こしやすくなります。
こんなストレッチなどで予防をして下さいね^^
もし「ぎっくり腰」になって整形外科や整骨院にいって
電気をあてて、10分くらいマッサージして
湿布を出してくれて「これで安静に・・」とか
「これで様子を見ましょう!」とか言われたら
勝手に治るのをまってる状態です。
すぐに『腱引き』を受けて下さいね^^
あ!それからできるだけ、施術の前は冷やさず
コルセットも巻かずにお越し下さい。
筋肉が固まってしまうと
施術の際に、そこだけ動かなくて効果半減です^^;