ステロイド注射・リハビリも効果が無かった『ばね指』。指を伸ばす時に痛い硬直した手の原因と治療方法

ばね指治療 指の関節の痛みの原因と治療法

さて今回は『ばね指』でお困りのお客様。

2回ほどの施術で『ばね現象』は消えましたが

毎日のお仕事で手指が硬直していき

指を伸ばそうとすると 指の付け根部分に痛みが出てしまう状態でした。

 

初回のご来院の際は、指が曲がったまま硬直していて

無理やり真っ直ぐに指を伸ばそうとすると

ばね指現象と痛みが出ます。

施術の際に施術マットに移動しようと手を床に着けるだけで激痛が走り

更に膝を曲げただけでも、股関節や臀部に激痛。

施術マットに横たわるのも一苦労する状態でした。

 

 

初回にお伺いしたご様子はこんな感じで

両手の指が曲がりにくく こわばっている

両手首の痛み

五十肩の痛み 肘が上がらない

夜中も痛みで目が覚める

臀部の痛み 膝を上げると股関節痛がある

 

そんな状態で全身が硬直して

立っているのも辛い状態

歩く際は ゆっくりと忍び足状態で

激痛で踵が床から上がりませんでした。

 

今での治療履歴はこんな感じで

整形外科で『ばね指』『五十肩』と診断され

ステロイド注射や痛み止めの薬

リハビリのマッサージなどを繰り返していたが

まったく変化がない状態だったそうです。

 

そして今日の施術前の状態はこんな感じで

指はある程度まっすぐ。

ばね指現象は出ていません。

 

しかし 指を伸ばそうとすると この辺りに痛みが出ます。

 

もう『ばね指』現象は出ていないので

今回は『指を伸ばしやすくする施術』をメインに行いました。

 

施術はまずここから。

手のひらの骨間筋を緩めて調整していきます。

全ての指と指の間を丁寧に施術します。

次に指の屈筋群をしっかりと分けて位置補正をします。

これも全ての指を、できるだけ適正な位置になるように施術していきます。

次は手首の施術。

指の開閉をスムーズにするには必須の施術になります。

そして肘。

この部分も指の開閉に大きく影響しています。

しっかりと緩めて筋肉や腱の位置を補正します。

そして最後に手のひらから指先までの調整をもう一度行います。

 

主に調整するのはこの腱膜。

硬直をほぐしズレを戻します。

 

そしてこの靭帯。

間隔を補正し、ヨジレを元に戻します。

 

そしてこの靭帯。

ところどころにある溜りのような『ヨレ』を解きます。

 

施術が終わった際の手の状態。

施術後

施術前

施術前と施術後を比べると 手のヨレが無くなっているのが分かると思います。

完全ではありませんが、手指の開閉が少しスムーズになって

指を開く際の痛みも軽減しました。

 

 

動画に施術後の手指の開閉や痛みの変化の様子をまとめました。

見てみて下さい。

 

 

ばね指などの基本施術はこちらを御覧ください。

 

 

 

 

 

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