さて今回は親友でもある まちゃ がデジタル販促実践塾の宮島合宿開催の帰りにメンテナンスに寄ってくれました^^
元気そうだけど、体調はどお? と聞いてみると
『うん!元気!』
じゃ〜基本メンテナンスですね〜^^
と思ったら・・・
『ここに少し痛みが・・・インカメの撮り過ぎかも・・・』
と肩の辺りを触ってました。。。
『そして、腰も少し氣になる・・。』
との事で、まずは痛みの出る肩の部分をチェックすると・・・
微妙な硬直とヨジレがあって・・
それを辿ると、肘へ・・さらに辿ると、手首に・・そして親指に到達。
あ!分かった!
インカメの撮り過ぎと言うよりは
『スマホを持つのは右手?』と聞いてみると
「そう。こっちの手。。」
大体、原因などが分かって指先から右手をチェックしてみると
こんな感じで手首から前腕全体が硬くなっていました。
参考までに、スマートフォンを持っているところを見せてもらうとこんな感じ。。
この状態だと、親指、小指、手首に大きな負担がかかってネジレが生まれ
肘へ、そして肩へネジレが伝わり痛みを生み出します。
スマホを持って、操作するぐらいで肩に痛み?
そう思うかも知れませんが
僕の整体院には、病院では原因不明と言われた
肩の痛みでお困りの方が沢山来られますが
実は、スマートフォンやパソコンのマウスのクリックなどの
意外にも小さな力しか使わない動作が
積もりに積もって痛みを生み出していました。
いわゆる現代病で『スマホ病』と言われる
スマートフォンによる腕や肘、肩の痛みの発症です。
今回もそんなケースです。
肩の痛みの原因
先ほども説明したように、最初はスマートフォンを握っている手の負担。
そしてもう一つは、スマートフォンを操作する親指の負担が原因です。
簡単に肩が痛くなる仕組みを説明しますね。
まず、スマートフォンを握ったり、操作する親指。
この青い部分が疲労します。
青い部分を辿っていくと手首の中を通って前腕部に続きます。
親指の負担が前腕部を硬く張らせてしまうのは、この繋がりの為です。
そしてスマートフォンを握っている小指側も見てみると
こんな感じで肘まで繋がっている筋があります。
もちろん、親指側にも肘まで繋がっている筋があります。
身体の筋肉や腱は沢山ありますが、それぞれ単独ではなく連携して動いています。
肘から先には、こんな感じで腕のつけ根に繋がっている筋があります。
この繋がりの終端をアップで見てみると、こんな感じです。
そうです。まちゃ が痛い!と言っていた場所です。
『木を見て森を見ず。」
『治らないのは直している場所が違うから治らない。』
といつも言っているように、痛みのある場所だけ診ていてはダメなのです。
肩の痛みの治療方法
身体の状態を診せて頂くとこんな感じでした。
赤い斜線部分はコリやヨジレ。黒のXは痛みの場所。
筋肉や腱の硬直とヨジレが痛みを生み出しているので
マッサージなどで押したり揉んだりしても治りません。
もちろん、電気や温熱などをかけても治りません。
電気刺激や温められる事で、痛みが一時的に軽減しても
筋肉や腱の硬直やヨジレが元に戻る事はありません。
施術は筋肉や腱の硬直やヨジレを解いて、正しい位置に導く事です。
まずは手首を緩めて
親指から辿りながら、前腕部、肘の筋肉や腱の硬直を解いて位置を調整をします。
そして肘から肩までの筋肉や腱の硬直とヨジレを解きます。
この段階で手首や肘のネジレが消えます。
そして最後に『剛引き』という腱引きの奥義で筋肉や腱の運動調整をして施術完了です。
(もちろん、肩だけでなく他の関連部分もすべて基本施術で調整します。)
肩の痛みを予防するストレッチ
今回、施術させて頂いて硬直を解いてネジレやヨジレを修正しましたが
毎日の生活習慣や仕事などで、同じように指や手、手首に負担がかかると
同じような症状や痛みが再発します。
これは治っていないのではなくて
治したものを、毎日少しづつ壊していくから起こる現象です。
その毎日少しづつ壊してしまうのを防ぐには
手の疲れや腕の張りや重みが
氣になったらすぐにストレッチをする事で回避できます。
是非やってみて下さい。
今回の肩の痛みにも有効!
3ステップ肩こり解消ストレッチ
痛くならない範囲で、ゆっくりとしたスピードで無理なく行って下さい。
もっと細かな解説やストレッチの解説を整体院のホームページの記事に載せてあります。
肩こり、首コリなどでお困りの方は
肩こり・首こり・眼の疲れの原因と解消法・ストレッチの詳細はこちらを御覧ください
ps
ストレッチは自己責任で、深呼吸をしてからゆ〜〜ったりとして氣持で行って下さいね^^