ヘルニアは治る!ヘルニアは9割が誤診と言われるが・・・ヘルニアの原因と治療方法④ヘルニア治療後の身体の変化と症状の戻り

痛み痺れの治療改善レポート

前ページ③の続き

椎間板ヘルニアの9割は誤診。

今回は実例を中心に原因や治療法、真性ヘルニアかどうかの見分け方

そして腰痛緩和のストレッチなどをお伝え致します。


④施術後の状態や身体の変化、症状の戻りについて

最後の例として施術を受けに通って下さっている女性のレポートです。

整形外科ではヘルニアと診断され、午前中は普通に動けるのですが

腰の痛みで午後からは立っていられず横になって過ごされている状態でした。

腰の痛みの場所はここです。

診断名はヘルニアですが、痛みの場所は腰骨から大きく外れています。

さらに脚には痺れも出ていました。この辺りに痺れが強く出ています。

6ヶ月ほど前から腰の痛みや痺れが出てしまい整形外科で

MRIやレントゲン検査などをして頂きヘルニアと診断され

痛み止めと痺れ止めを処方されて飲んでいますが

痛みや痺れが無くなることはなく、治らずお困りでした。

お医者様には『歳だから仕方ない・痛みと上手く付き合うように』

と言われたそうですが・・・。

初回の施術の際のお身体の状態はこんな感じで

身体のアチコチの筋肉や腱に硬直やヨジレがありました。

やはり、脚の裏やお尻、背中に硬直やヨジレがあります。

 

 

この状態では、腰が痛くなるだけでなく、身体が重く

少し動いてもすぐに疲れてしまうと思います。

 

この方の場合は、首付近の硬直から緩めて筋肉や腱の位置を正し

次に足先から筋肉や腱の硬直やヨジレを元に戻し

最後に腰の調整を行いました。

施術後には、違和感は残るものの 痛みや痺れがない状態です。

 

 

そして、その後の施術ですが、初回に想像以上に状態が良くなったので

2週間に1度のペースで施術に来て頂きました。

 

2週間後にご来院の際は

腰の激痛はなくなり、痛みや痺れは弱くなっていて

日中から夕方まで庭仕事などが少し出来るようになって

膝と腰の張りが氣になっている程度でした。

2回目の施術前のお身体の状態を診せて頂くと

また筋肉や腱の硬直やヨジレが戻ってきていました。

しかし、以前のような辛い状態ではありません。

硬直やヨジレはあるものの

最初に施術した時のような強い硬直ではないからです。

 

そして、3回目の施術前のお身体の状態。

今回は、ご家族での旅行に行ければと、2週間空けずに

1週間後に施術に来て下さいました。

まだ、施術後1週間というのもありますが

随分と脚の筋肉や腱の硬直やヨジレの戻りが少なくなってきました。

 

 

3回目の施術前は、今までの辛い・痛いという日常の状態が無くなって

腰が「氣になる」程度になっていました。

この状態でしたら、もう日常の生活で困ることは殆どありません。

若干、心配ですがご家族での旅行も楽しんで頂けると思います。

 

 

そして、よく歩けるようになって、ご家族で旅行に行かれ

なんと上高地を まる一日歩くことが出来たそうです^^

 

 

 

そして、上高地ハイキング後のお身体の状態。

4回目の施術です。

以前ほどでは無いのですが、若干脚の裏側に張りがでていましたが

腰の痛みや痺れが起きるほどではありません。

ご旅行の疲れが出た、いわゆる筋肉痛のような疲労によるものです。

 

 

そして、次の2週間後に 5回目のご来院の際のご様子。

歩きやすくなり、体が軽くなったそうです。

もう、腰の痛みはあまり氣にならなくなって

膝や肩、首の張りが氣になるそうです。

もうこの状態なら腰の痛みは心配ありません。

当初のヘルニアと診断された腰の痛みは無くなったのです。

 

お身体の状態を見ても、脚の裏側やお尻の硬直が殆どありません。

 

 

そして次のご来院の際は、腰から脚にかけては殆ど問題がなくなっていました。

筋肉や腱の硬直やヨジレが無くなると、身体が軽く動きやすくなります。

 

 

そして、この女性の場合

足の指のカタチが少し不揃いで、地面への接地性が悪くて

脚の裏側の張りを生み出しているのですが

毎回、腰痛改善施術の際に足の指の調整もさせて頂き

自宅でも出来るセルフケアをお伝えして

ご自分でのケアもやっていて頂きました。

すると徐々にですが足の指のカタチが変化してきました。

 

最初に施術に来て下さった時の状態。

2回目に2週間後に施術に来て頂いた際の状態。

そして、3回目の施術の際の足の指の状態。

随分と綺麗になってきましたね!

実は足の指の接地具合は腰痛と凄く関係が深いので

脚や腰の施術だけでなく

足の指の施術もしっかりとサポートさせて頂きました。

 

理想的な施術

それは痛みや痺れを取り除くことだけではなく

痛みや痺れを生み出す原因部分を無くしていくことです。

勿論、僕の施術だけではなく、自宅でのセルフケアや

日常の生活でもちょっとした工夫が必要なので

そんな部分も施術の際にお伝えしています。

 

 

椎間板ヘルニアの9割は誤診なのか?

僕の解釈ですが、レントゲンやMRIなどで検査をして

椎間板=軟骨に潰れや、飛び出しがあるのは事実です。

その状態を椎間板ヘルニアと言うので、誤診ではないのではないかと思います。

 

しかし、腰の痛みや痺れを生み出しているのが

椎間板や軟骨でない場合が殆どなのも事実のようです。

如何でしょうか?

 

次のページ

⑤真性の椎間板ヘルニアかを判断するには?

 

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