最近多く施術させて頂いている椎間板ヘルニアの事で細かく書きます。
今回は他県からお越しになった椎間板ヘルニアでお困りお客様でした。
もう随分と長い事、腰の痛みや脚の痺れが何をやっても無くならいでお困りでお電話を下さいました。
僕の整体院に来た際は、歩くのも辛そうでしたし、現在は車の運転も腰の痛みやシビレが酷くて出来ない状態だそうです。
痛む場所は腰椎付近
痛みが出るのは腰のこの部分です。
場所的に言うと背中のど真ん中。腰の少し上。
椎間板ヘルニアと言われて納得する場所のように思えます。
レントゲンやMRIなどの検査では
実際に整形外科や大学病院などでレントゲンやMRIなどの検査をして頂いたそうですが
検査結果では僅かに椎間板(軟骨)に歪みがある状態が分かり、椎間板ヘルニアと診断されました。
勿論 診断されたから治るのではありません。
診断されて、湿布や痛み止めの薬を処方されていました。
そして治らないので他の病院に行ったり、整体院に行ったり色々と試してみたそうです。
しかし、痛みやシビレは消えず楽にはなりません。
そして今年の3月から右の腰と脚・足裏に痛みや痺れが酷くなってきたそうです。
腰の痛みに伴ってシビレの出ている場所は右の坐骨下から脚のつけ根付近
そして太腿の裏から、ふくらはぎまで
さらに右足裏までシビレがあるそうです。
これは氣になるし辛いですね。
こんな状況で、立ち仕事を続けていたそうですが
あまりにも症状が辛い状態が続くので色々な院に転々と行ってみたそうです。
そして最後に意を決してペインクリニックに行き、ブロック注射をしてもらいました。
(ブロック注射は最高で6回までと決められているそうです。。)
しかし、やはりブロック注射でも痛みやシビレが消えることはなかったそうです。
ブロック注射や痛み止めシビレ止の薬が効かない理由。
痛みが出ている場所は腰。シビレは坐骨から足先まで。
痛み止めやシビレ止の薬は一時的に効果は出ていて少しは楽になっていたとは思うのですが
そもそも、痛みや痺れを起こしている原因は改善されていないので、
単純に『薬で痛みを感じなくしているだけ』の状態です。
筋肉や腱などが、硬直したりズレたりヨジレたりして神経に触れるから痛みや痺れを感じるのです。
その神経に触れている部分をそのままにして、痛みだけ感じなくしている状態です。
だから薬の効果が切れたら、また痛みや痺れを感じるのです。
ブロック注射も同じ原理で、注射の効果が切れたら痛みを再発する事が多々あります。
痛み止めが効かないで最も怖いことは
もうお分かりだと思いますが
痛みや痺れを起こしている原因をそのままにして、痛み止めで痛みを感じなくなったら
普通通りの生活や動作をしてしまいます。
痛ければ、無理な動きや姿勢はせず、安静にして回復させるように身体の防衛本能が働きますが
痛くないので、通常通りの動きや姿勢をしてしまうと
痛みや痺れを起こしている原因がさらに壊れて症状が悪化することが最も怖いことです。
椎間板ヘルニアのお客様のお身体の状態
黒のXは痛みのあるところ
赤の線は筋肉や腱の硬直やネジレなどのある場所。
ここで見てお分かりになると思いますが
腰の痛みのある場所の上下
そして痺れのある脚全体に
筋肉や腱の硬直やネジレなどがある事です。
椎間板ヘルニアと診断されていて、なかなか治らずお困りの方の殆どは
こんな状態で痛みの部分に関連する筋肉や腱に問題があります。
そして、その問題のある場所や範囲は痛みのある腰だけでなく
背中や足先にまで広がっています。
だから腰だけを診ても腰痛やヘルニアは治らないのです。
僕のところでは、痛みのある場所だけでなく筋肉や腱の反射を見ながら
関連する部位を辿っていき、痛みを生み出す元を見つけて
まずはそこから施術するようにしています。
今回も、足裏の親指側から足裏全体
そして、ふくらはぎ・膝・大腿と施術を進めていったら
腰の痛みや脚の痺れは殆ど無くなりました。
長い月日、コリやズレ、ネジレなどあった筋肉や腱を
元の位置に戻したので違和感は残るのですが
日常生活には支障がない状態にはなったと思います^^
椎間板ヘルニアを治すには
痛み止めを飲んで、安静にしていれば
自己治癒力・自然回復力で徐々に治る事があります。
ただし、安静にして、しっかりと休んでいればです。
もし、痛み止めを飲んで、通常通りの生活をしていたら
基本的には、治らないと思って下さい。
痛みを生み出す元や、生活習慣が変わらない限り
痛みだけを遮断しても治らないと思って下さい。
レントゲンやMRIの検査では、正常な人との比較をして
正常ではないような部分を見つけて、そこが原因ではないか!と考えますが
今回の例でも分かるように、痛みを生み出す元は違う場所にある事も多々あります。
もし2週間経っても症状や痛み・痺れが改善されなければ
治す場所や直し方が違うから治らないのです。
時間が経つほど、筋肉や腱のコリやズレ・ヨジレは広がっていきます。
出来るだけ早く
筋肉や腱の調整が出来る腱引き師のいる整体院や腱引き道場などで
ズレたりヨジレたりした筋肉や腱の位置を正しい位置に戻してもらって
辛い痛みや痺れから解放されて下さいね^^
極稀にですが
内臓関係のダメージから腰痛を引き起こしている場合があります。
筋肉や腱の位置を正しい位置にしても、鈍い痛みが残って
数日経っても消えなかったら
内臓関係のチェックをしてみて下さいね^^
僕のところでは30人に1人くらいの割合でそんな方がいらっしゃいます。
特徴としては、お腹全体が固い感じの方です。
腰痛は内臓からも来るので、皆さん暴飲暴食は控えて下さいね^^
椎間板ヘルニアのメカニズムや治る仕組みはこちららの記事をご覧ください。
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