腰痛・足の付根と鼠径部の痛みの治療方法を考える / 慢性腰痛から「ぎっくり腰」になるパターン

痛み痺れの治療改善レポート

先日、腰を左右に回した際に腰から鼠径部・足の付根に痛みの出るお客様の施術をさせて頂きました。

こんな感じで腰をひねるとこの赤い線の部分に痛みが出ます。

原因は?

お身体の状態を診させて頂くとこんな感じでハリや硬直・ヨジレがありました。

赤い線の部分です。

Xは痛みが出る場所。

右のお腹部分と背中にハリがあって、左脚の靭帯が硬くなっているので

こんな感じでで身体を旋回させると、前からも後ろからも引っ張られた

この部分に痛みが出ているのです。

 

治療方法・施術のプロセス

まずは足先から足首、膝を調整し、この薄筋の硬直やヨジレを解きました。

薄筋は鼠径部から膝の方まで伸びています。

次にこの半腱様筋を緩めてからズレの修正を行います。

この半腱様筋の硬直やヨジレは「ぎっくり腰」を引き起こすので注意です。

 

 

それから硬直している左脚の靭帯関連を緩めます。

ココまでで、腰下の硬直やヨジレが無くなるので身体を旋回させた際の痛みは半減します。

 

それから今度はお腹の部分。

大腰筋。

それから腸骨筋も緩めてヨジレを無くします。

これで旋回の際に引っ張ってしまう硬直やヨジレが無くなって

痛みも殆ど無くなりますが

更にスムーズに身体が動かせるように脊柱起立筋関連の調整を行います。

 

最初にここ。

仙骨から上に向かって調整を行います。

それからこの多裂筋は仙骨から首まで調整をします。

最後に溜まってしまってヨレが出ているこの部分を調整をして施術完了です。

 

施術後に前屈・後屈・左右旋回などをして頂き

痛みや違和感がなくスムーズに動くのを確認して終了です^^

 

今回は左右に旋回の際に痛みが出ている原因や治療方法の研究解説ですが

この施術プロセスは「ぎっくり腰」をすぐに歩けるように回復させる施術や

「ヘルニア」の痛みを無くす施術の一部分でもありますのでご参考まで^^

 

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