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椎間板ヘルニアの9割は誤診。
今までの例で考えると、誤診と言われても否めないように思います。
そして、何よりも
ドクターが何も考えずに言ってしまう
『歳だから・・』
とか
『痛かったら痛み止め出しとくけど・・』
『痛みと上手く付き合って・・』
などという事を言われたら
治らないという前提で出て来る言葉なので
言われた方は
辛く悲しいという事が分かっていない事が悲しいです。
僕の所に来て下さっているお客様が時々言うのは
『治す気があるのかしら?』
『痛くて辛いから病院に行くのに・・』
本当にそうだと思います。
だからこそ、100%でなくても
出来る限り痛みや痺れが無くなるように
一生懸命に施術させて頂きます。
僕の場合
痛みや痺れを無くすようにしっかりと施術をさせて頂く場合
問診から、お身体の状態を確認、そして施術で1時間弱の時間が必要です。
料金は8,500円を頂いています。
病院では、保険が使えて、レントゲンなどの検査もして下さいますが
一人の患者さんに向き合う時間は5分から10分くらいでしょうか?
その時間で身体を治すことはかなり難しいと思います。
一回あたりの費用は安いのですが
身体の自然治癒力で勝手に治るまで、薬を飲みながら通い続けるのも
時間や交通費、日常生活が不便・・・
そんな部分を考えるとどうなんでしょうか?
人それぞれ、考え方はあると思いますが・・。
さて、本題です。
⑥腰の痛みで眠れない原因
今までの記事では、腰や臀部、ハムストリング系を中心に考えた記事でしたが
実際に ぎっくり腰やヘルニアの改善施術の際に
見落としてはいけない部分があります。
ヘルニアと診断された方のお身体の状態をもう一度見てみると
身体の背面側に筋肉や腱の硬直やヨジレがあって
さらに身体の前面にも筋肉や腱の硬直やヨジレがありました。
腹筋側に硬直があると眠れない
そして鼠径部からの膝までの硬直やヨジレも辛い腰痛を生み出します。
まずこの大腰筋。
ここが硬直していると
横になって寝ている際に腰に徐々に痛みがでて
やがて激痛になったりします。
重度の場合はこの腸腰筋も硬直していて、少しズレてしまっています。
腸腰筋はこんな感じで腸骨から大腿部に伸びています。
そして縫工筋。
関連性を見てみると、こんな感じで連動しています。
この図を見て分かるように、寝た状態で脚を伸ばすと
腸骨筋や大腰筋を引っ張ってしまいます。
大腰筋は起始は、胸椎12番目、腰椎1~5番目
停止は、大腿骨内側の突起となっています。
要するに、脚を伸ばすと腰骨を引っ張ってしまって痛みが出るのです。
その為、横向きで寝ると比較的痛みが軽くなるのです。
全てがそうではありませんが、腰痛の場合に忘れてはならないチェックポイントである事は間違いありません。
椎間板ヘルニアの診断の9割が誤診。
僕の施術の改善率は9割。
数字がドンピシャで、自分でもびっくりです。
今回は特別に大腰筋や腸骨筋・恥骨筋などを緩めるヒントの動画をご紹介します。
ぎっくり腰を治す際のテクニックの1つですが
腹筋側の硬直やヨジレの修正の基本テクニックです。
メルマガの方に、このテクニックのポイントを記載しておきますね^^
椎間板ヘルニアのもっと詳しい原因や改善例はこちらを御覧ください。
腰痛の種類や原因・痛みを緩和するストレッチはこちらを御覧ください。